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2020.12.30

中華食堂 わんちゃん

「中華食堂 わんちゃん」 2020.12.01 祝オープン!

神奈川県大船駅から徒歩 5 分の立地、大手チェーンが入っているビルだが

新型コロナウイルスの影響で撤退していくテナントが続いていた。

このコロナ渦において「ピンチはチャンス』という想いで

地上 4 69 坪という物件に挑んだオーナーさん 。

その熱意に本気で向き合い大船で一番の中華店を目指そうとスタートした!

 

 

メニューや単価設定、顧客ニーズ、店名ネーミングは右往左往と悩み

これはコアとなる店舗イメージやロゴマークに大きく反映されるからなのです。

 

今回のコンセプトとしては「中華業態のライブ感やしずる感の演出」をどのように魅せられるか?

大箱ということもあり、レイアウトのゾーニングはキッチンを中央に配置し

手前に高低差を付けた客席でホール感のあるエリアと

奥に半個室という使い分けの空間となった。

 

厨房内立ち位置は中央に中華鍋を振るキッチンスタッフ!

 

客席側へ北京ダッグやセイロの湯気が観えるように配置して

全体から見えるオープンキッチンとなった。

 

今回、工事はオーナーさんの昔からの知り合いの中国の方にお願いをし、

オーナーさんに何度も現場に足を運んでいただき通訳をしてもらいながら

言語が通じない中、身振り手振りで現場打ち合わせをさせていただきました。

 

工事が進むにつれてここからの眺めはどうだろうかと。。

 

4EVが開いた瞬間に飛び込んでくるのは色とりどりな提灯で

お祭りのような賑わいのある演出をし

 

入り口は円形の門を潜る!

こちらの壁は現場で合わせで試行錯誤にて見事に作り上げてもらいました。

 

門を潜った先に飛び込むのは計画にはなかったけど

オーナーさんの発案にて画家さんによる万里の長城が爽快に描かれており

アンティークレンガや中華欄間により重厚感を演出!

 

奥は個室で接待もできる円卓個室や中国から取り寄せた壁紙を使い

高級感を出した掘りごたつ、ベンチ席には本物の提灯と暖簾の提灯で

屋台感を演出しました。

中華料理のお店はありふれてますが、どこにもない唯一の『TILTの中華』になったんじゃないかなと思います。

 

料理はさすが中華といったところか念入りに厨房の打ち合わせを行ったため

待ち時間を全く感じず本格中華の味をリーズナブルな金額で楽しむことができました。

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どんなお店や空間創りにも、完成・オープンまでのストーリーがそれぞれあります。
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